
さて、先ほどのARCoreの記事に続き
今度はCloud Anchorsを試していきたいと思います!
現時点ではこれのサンプルが動くところまで作業済みですので、
ひとまずここまで気合い入れて書いていこうと思います!
Contents
Cloud Anchorってなに?
今回のプロジェクト?の目標が
ARCoreを用いて
スプラトゥーン的なやつ(ただ単に画面タップでその辺を塗っていく感じのもの?)を
作りたいと思って勉強を始めたということでした。
そこで、マルチプレイ的な要素が必要になるので
片方のプレイヤーが塗ったら、当然他のプレイヤーにも反映されなければいけません!
そんな複数人でのデータ共有?を簡単に行えるように助けてくれるのが
Cloud Anchorsってやつです! た、たぶん。。そんな感じ!
GCP(Google Cloud Platform)に登録!
Cloud AnchorsというのはGoogleさんの提供するAPIの一つなので
GCPというのに登録して、APIを有効化しなければなりません。

ここからサクっと登録しましょうっ
途中クレジットカードの登録とかあるかもしれませんが、
AWSとかAzureとかIBMの。。なんたらとか
この手のやつは本人確認?とかのために基本的にみんなクレカ登録が必要になっております。
あくまでも認証のためなので
今回使っただけで自動的にお金が発生することは無いので
安心して登録を進めましょうっ!
登録まで済んだら、
Cloud AnchorsのAPIを有効化しておきましょう!
上にある検索窓?に
Cloud Anchorsとか打つとたぶん出てくるので
選択して有効化しておいてください!
次に、適当にプロジェクトを作って
APIとサービスの認証情報
認証情報を作成
APIキーで
APIキーを発行します。
必要に応じて制限をかけてくださいっ
あ、APIキーはどこかにメモっておいてくださいね。
とりあえずセットアップ!
こういうのはアレです。 とりあえず動かしてみるところから!
Cloud Anchorsに関しても、サンプルが既にあります。
サンプルを全て用意してくれているのは本当に助かりますよね。。
前回の記事

で
既にARCoreのHelloARが動く段階までいっているという前提で進めます!
まだの方はそこまでやっておいてください!
それではレッツチャレンジっ!
まずは前回同様Unityでプロジェクトを作って
Assets > Google ARCore >Examplesにいき
今度は
Cloud Anchorを選択
その中のScenes Cloud Anchorをダブルクリック
これでシーンが開けたと思います!
後はこいつをBuild&Runするだけで動くのですが、
私のようなゼロからスタートとした人は
ここでまた少し設定が必要です。。
UnityのMulti Playerの設定!
この時点でビルドすれば、一応アプリ自体は立ち上がると思うのですが、
何やら下にエラーが出て実行できないかと思います。
ちょっとエラーの文章忘れちゃったので、わかったら追記しますっ
どうやらUnityのMulti Playerという機能の設定が必要らしい。。
Unityを開いて
Window>General>Serviceを開いて
Multiplayerというところを選択
そしたらGoto EULAってやつか、
Go to Dashboardってやつがあると思うので
それをクリックすると、ブラウザに飛びますっ
あとは、
Max Players per roomを入力して
Save
次のページに飛んだら、そこもSave
これでMulti Playerを使う準備は完了ですっ!
Cloud AnchorのAPIキーを入力
UnityのプロジェクトにAPIキーを入力する必要があるので、
Edit > Project Settings > ARCoreをクリック
(一番下の方です)
ここに先ほど用意したAPIキーを入れてください。
これで準備完了です!
アプリをBuild
後は前回同様BuildすればOKです!
Build Settigsで
AndroidにSwitch Platformして
必要に応じてScensにSceneを追加して
Build And Run!
無事動けば。。完了です!
右下の+からRoomを作成して
適当に平面を検知した後に
画面をタップすると。。Anchorが!
いえす、アンカーとはイカリのことですね。
なんともストレートなオブジェクト。。
そして、ほかの端末も同様にアプリを起動して
同じRoomに接続すれば
このイカリが同じところに刺さっているはずです!
ひとまずこれでCloud Anchorsのサンプル実行まで出来ました。。
この先は未知すぎてどう手をつけるかなぁ。。
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